雑誌 モダンリビング 主宰の建築賞「モダンリビング大賞」の授賞パーティーに招待され、会場である青山の家具店ミノッティに伺ってきました。
モダンリビングの各号のアンケートの中で最も人気があった住宅がベスト6賞にノミネートされ、さらにその中から読者の投票により各賞が決定するということで、専門家ではなく完全に一般の人が選ぶという賞です。また、お施主さんと設計者に賞が与えられるという点にも特徴があります。
そのような中、「戸田邸」は準大賞をいただきました。( 他の賞についてはこちらをご覧ください)
創刊61周年!という長い歴史をもつモダンリビング誌ですので色々な読者層の方々がいらっしゃると思うのですが、老若男女を問わずそのような方々に選んでいただけたということは、多くの方に伝わるなにかを持っていたということと思い、とてもありがたく感じました。また、家具などが醸し出すお施主さんのセンスや住まい方に共感された方も多かったことと思います。
お施主さまをはじめ施工関係者の方々、当日かけつけてくれた共同設計者やスタッフのみなさま、今回の賞を与えてくださったモダンリビング関係者の方々や協賛会社の方々、本当にありがとうございました。
2012年12月13日木曜日
2012年12月1日土曜日
wallpaper
渋谷にある某輸入壁紙屋さんのショールームに行ってきました。
これ壁紙?!という驚きの壁紙の数々。ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインです。無造作に置かれた布をプリントした壁紙。
こちらはそもそも壁に貼れるのか?という疑問が湧いてしまいそうなスパンコール付き壁紙。もはや壁紙と呼んで良いかさえ疑問。
まあまあ普通に?使えそうなデザインのものもありますが、それでも日本では絶対見ないような柄ですね。
近年壁紙の印刷技術の進化には目を見張るものがあります。なにかを模したプリントが多いのですが、ある意味独自の素材として確立されていますね。15年くらい前だったらプリント壁紙は嘘っぽすぎてなかなか使えなかったような気がするのですが、、、
また、貼りかえで変更がしやすいのも、重い素材と違って良い点ともいえるでしょう。
あまりにも種類が多く、選びきれないような状態でしたが、参考になりました。
これ壁紙?!という驚きの壁紙の数々。ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインです。無造作に置かれた布をプリントした壁紙。
こちらはそもそも壁に貼れるのか?という疑問が湧いてしまいそうなスパンコール付き壁紙。もはや壁紙と呼んで良いかさえ疑問。
まあまあ普通に?使えそうなデザインのものもありますが、それでも日本では絶対見ないような柄ですね。
近年壁紙の印刷技術の進化には目を見張るものがあります。なにかを模したプリントが多いのですが、ある意味独自の素材として確立されていますね。15年くらい前だったらプリント壁紙は嘘っぽすぎてなかなか使えなかったような気がするのですが、、、
また、貼りかえで変更がしやすいのも、重い素材と違って良い点ともいえるでしょう。
あまりにも種類が多く、選びきれないような状態でしたが、参考になりました。
2012年11月23日金曜日
都立大リノベ訪問
夏に引き渡しが終わった 都立大のリノベーション のお施主さまより、家具が揃いましたとのご連絡をいただき、撮影の下見をかねておじゃましてきました。
すごく落ち着きます。。
クリスマスの準備やさまざまな家具や小物、植木などのしつらえが丁寧に、素晴らしいバランスで施され、加えてご家族の人柄もあり、もう帰りたくなくなるほどの落ち着き感。すっかり癒された後、事務所に向かいました。自分の家もなんとかすべき、と思う今日このごろ(汗)
早速撮影をお願いしたいと思いますので、全貌はのちほど。
すごく落ち着きます。。
クリスマスの準備やさまざまな家具や小物、植木などのしつらえが丁寧に、素晴らしいバランスで施され、加えてご家族の人柄もあり、もう帰りたくなくなるほどの落ち着き感。すっかり癒された後、事務所に向かいました。自分の家もなんとかすべき、と思う今日このごろ(汗)
早速撮影をお願いしたいと思いますので、全貌はのちほど。
2012年11月19日月曜日
現地審査で広島へ
あるアワードの現地審査立ち会いのため、広島の戸田邸にお邪魔してきました。
富士山を見下ろしつつ始発で広島へ向かいます。
無事?審査は終了。建築家や主催者の方、事務局の方など大人数で遠くまでお越し頂きました。そのかいがあったと思っていただけたでしょうか?
その後お施主様とゆっくり一日すごさせていただきました。屋上より望む瀬戸内海と宮島。いつもおだやかな気候で街をつつんでくれているような気がします。今日は雨の後の休日ということもあり、素晴らしい空気の透明度です。
庭の植物も少しずつ増えてきましたね。ジャングルのような庭にしたい、というお施主様のご希望に近づいてきました!
審査員の方もおっしゃってましたが、楽しみながら上手に住まわれているということが伝わってくる幸せな住宅であり、このような建築を設計させていただいた機会をあらためてありがたく思う一日でした。
富士山を見下ろしつつ始発で広島へ向かいます。
無事?審査は終了。建築家や主催者の方、事務局の方など大人数で遠くまでお越し頂きました。そのかいがあったと思っていただけたでしょうか?
その後お施主様とゆっくり一日すごさせていただきました。屋上より望む瀬戸内海と宮島。いつもおだやかな気候で街をつつんでくれているような気がします。今日は雨の後の休日ということもあり、素晴らしい空気の透明度です。
庭の植物も少しずつ増えてきましたね。ジャングルのような庭にしたい、というお施主様のご希望に近づいてきました!
審査員の方もおっしゃってましたが、楽しみながら上手に住まわれているということが伝わってくる幸せな住宅であり、このような建築を設計させていただいた機会をあらためてありがたく思う一日でした。
2012年11月15日木曜日
DIESEL ART GALLERY
青山店でおせわになった DIESELで開催されている展覧会 ”fabric” のオープニングへ。
以下 DIESEL のHPより。
世界で最も影響力のあるクラブに名を連ねるロンドンのfabric。DIESEL ART GALLERYでは、fabricから発表されたアートワークを展示する世界初のエキシビションを開催します。fabricの13年間に渡るナイトクラブ としての歴史を象徴するポスターやイメージを展示します。
展覧会概要
タイトル: ”US” by fabric
アーティスト: Keith Reilly / fabric
会期: 2012.11.16 (金) - 2013.2.15 (金)
会場: DIESEL ART GALLERY (DIESEL SHIBUYA内)
WEB:www.diesel.co.jp/art
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
電話番号: 03-6427-5955
開館時間: 11:30-21:00
休館日: 不定休
明治通り沿いの DIESEL渋谷店 BIFの一部がアートギャラリーになっていて、そこで開催中。独自のセレクションが興味深いギャラリーです。
以下 DIESEL のHPより。
世界で最も影響力のあるクラブに名を連ねるロンドンのfabric。DIESEL ART GALLERYでは、fabricから発表されたアートワークを展示する世界初のエキシビションを開催します。fabricの13年間に渡るナイトクラブ としての歴史を象徴するポスターやイメージを展示します。
展覧会概要
タイトル: ”US” by fabric
アーティスト: Keith Reilly / fabric
会期: 2012.11.16 (金) - 2013.2.15 (金)
会場: DIESEL ART GALLERY (DIESEL SHIBUYA内)
WEB:www.diesel.co.jp/art
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
電話番号: 03-6427-5955
開館時間: 11:30-21:00
休館日: 不定休
明治通り沿いの DIESEL渋谷店 BIFの一部がアートギャラリーになっていて、そこで開催中。独自のセレクションが興味深いギャラリーです。
2012年11月9日金曜日
2012年11月4日日曜日
歌川広重
電機大の授業の一環で美術館設計の参考として、学生を連れ栃木県にある那珂川町馬頭広重美術館を訪れました。
恒例になってきた、チャーターバス。いつもありがとうございます。
駐車場奥に見えるのが広重美術館。木のルーバーで覆われた、80m以上の長さがあるシンプルな切妻型の建物です。設計は隈研吾さん。
裏庭には砂利が敷かれ、木で覆われた外観が一望できます。孟宗竹の林もよいアクセントになっていました。
館長の市川さん直々に館内を案内してもらいました。今まで数多くの美術館を見学してきましたが、若干狭いと思われる箇所があるものの、展示物が小さいこともありなかなか使いやすそうなバックヤードです。
展示室は撮影禁止のため、外観の写真をいくつか。屋根や壁の木ルーバーと、ガラスの反射による層状の見え方、作られ方が特徴で、広重のレイヤーを重ねていく版画の技法に着想を得たとのこと。
周辺環境ともあいまってなかなか美しいです。
大屋根のようす。地元の杉を不燃処理して使っているようです。かなりいい感じに風化していて究極的にシンプルな形ながら周辺の自然にもなじんでいます。
軽やかなルーバー軒先の納まり。若干木が反っていますが、なかなかの施工精度で、工事側の相当な努力も伺えます。
広重の絵も構図がすばらしい物が多く、その展示との相性のよさも相まってなかなかよい美術館でした。
恒例になってきた、チャーターバス。いつもありがとうございます。
駐車場奥に見えるのが広重美術館。木のルーバーで覆われた、80m以上の長さがあるシンプルな切妻型の建物です。設計は隈研吾さん。
裏庭には砂利が敷かれ、木で覆われた外観が一望できます。孟宗竹の林もよいアクセントになっていました。
館長の市川さん直々に館内を案内してもらいました。今まで数多くの美術館を見学してきましたが、若干狭いと思われる箇所があるものの、展示物が小さいこともありなかなか使いやすそうなバックヤードです。
展示室は撮影禁止のため、外観の写真をいくつか。屋根や壁の木ルーバーと、ガラスの反射による層状の見え方、作られ方が特徴で、広重のレイヤーを重ねていく版画の技法に着想を得たとのこと。
周辺環境ともあいまってなかなか美しいです。
大屋根のようす。地元の杉を不燃処理して使っているようです。かなりいい感じに風化していて究極的にシンプルな形ながら周辺の自然にもなじんでいます。
軽やかなルーバー軒先の納まり。若干木が反っていますが、なかなかの施工精度で、工事側の相当な努力も伺えます。
広重の絵も構図がすばらしい物が多く、その展示との相性のよさも相まってなかなかよい美術館でした。
2012年10月30日火曜日
東京電機大学ワークショップ完成
東京電機大学で、昨年度より授業の一環でやっているワークショップが完成。
建築関係の展示ブースを合板を使って制作するという課題で、学生主体の方式ですすめてきました。
基本案の検討から実施案の選定、施工計画から作成まで、学生が話し合い、問題を発見しながら進めています。先生は傍らでそっと見守る役。
明らかに問題になりそうな箇所は指摘しますが、多少は失敗させて学習してもらおうという方針です。あとは構造など、建築の仕組みについての説明を少々。
学生のチームワークもなかなか良く、全体的には首尾よく完成。
今年は2チームに別れ、計3つ(細かいのも入れると5つ)のパーツで構成されるブース群の案となりました。学生にとっても、広い工房を持つ電機大ならではの得難い経験ができたのではないかと思います。お疲れさまでした!
建築関係の展示ブースを合板を使って制作するという課題で、学生主体の方式ですすめてきました。
基本案の検討から実施案の選定、施工計画から作成まで、学生が話し合い、問題を発見しながら進めています。先生は傍らでそっと見守る役。
明らかに問題になりそうな箇所は指摘しますが、多少は失敗させて学習してもらおうという方針です。あとは構造など、建築の仕組みについての説明を少々。
学生のチームワークもなかなか良く、全体的には首尾よく完成。
今年は2チームに別れ、計3つ(細かいのも入れると5つ)のパーツで構成されるブース群の案となりました。学生にとっても、広い工房を持つ電機大ならではの得難い経験ができたのではないかと思います。お疲れさまでした!
2012年10月21日日曜日
中目黒船入場
明治大学ではスタジオ制といって各先生が課題を出し、学生がスタジオを選択するという形で進められています。その学生たちを連れ、敷地見学へ。
今年は中目黒の旧船入場という、目黒川沿いにある旧船付き場を課題の敷地に設定しました。
現在は中目黒駅からの川沿いの道が途絶えているのでいまひとつ知られていない(ような気がする)場所なのですが、目黒川沿いにはめずらしく、広いオープンスペースが親水広場として開放されていて、とてもよい場所です。ここに資料館があったのですが区の事情により閉館したため、その建物のリノベーション(改修)と、周辺一帯の公園をふくめた修景計画を課題にしています。
写真は旧資料館の階段室見上げ。管理人さんにお願いし、見せて頂きました。
このあたりのみ、船のUターンのため川幅が広くなっています。そしてこの広場の下は容量8万立方メートル!深さ30メートルという大量の水が溜められる調節池になっているのです。大雨による度重なる目黒川の氾濫を防ぐために出来たとか。川左岸の黒い帯のように見えるところが取水口になっているようです。雨がやんだ後はポンプで調整池に溜まった水を排水します。
このような歴史的な意味のある公共性の高い場所で学生がどのような設計をするか、興味深いところです。
今年は中目黒の旧船入場という、目黒川沿いにある旧船付き場を課題の敷地に設定しました。
現在は中目黒駅からの川沿いの道が途絶えているのでいまひとつ知られていない(ような気がする)場所なのですが、目黒川沿いにはめずらしく、広いオープンスペースが親水広場として開放されていて、とてもよい場所です。ここに資料館があったのですが区の事情により閉館したため、その建物のリノベーション(改修)と、周辺一帯の公園をふくめた修景計画を課題にしています。
写真は旧資料館の階段室見上げ。管理人さんにお願いし、見せて頂きました。
このあたりのみ、船のUターンのため川幅が広くなっています。そしてこの広場の下は容量8万立方メートル!深さ30メートルという大量の水が溜められる調節池になっているのです。大雨による度重なる目黒川の氾濫を防ぐために出来たとか。川左岸の黒い帯のように見えるところが取水口になっているようです。雨がやんだ後はポンプで調整池に溜まった水を排水します。
このような歴史的な意味のある公共性の高い場所で学生がどのような設計をするか、興味深いところです。
2012年10月15日月曜日
長谷川祐子ゼミの展覧会
多摩美術大学では長谷川祐子先生の展覧会設計ゼミに関係した授業をやっているのですが、その長谷川ゼミの学生が主宰する展覧会が明日からスタートします。
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クラウド[cloud/crowd]~I'm here~展
開催期間:2012年10月16日(火) - 10月21日(日)
11:00〜19:00(最終日のみ11:00~17:00)
会場:ギャラリーLE DECO 5F・6F
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3ルデコビル
入場料:無料
出展予定作家:金氏徹平、木村太陽、北川貴好、高橋涼子
小牟田悠介、宮永亮、ショウダユキヒロ、キム・シンウク
企画:多摩美術大学美術学部芸術学科 展覧会設計ゼミ
総合アドバイザー:長谷川祐子 多摩美術大学美術学部芸術学科 教授
東京都現代美術館チーフキュレーター
空間アドバイザー:岡田公彦 建築家/岡田公彦建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会場構成のアドバイスもしていたため、今日は授業が終わった後に設営会場へ。
会場の写真を1枚。写真の作品は
高橋涼子 「増殖する身体 #1/propagate body #1」 2009
です。人の毛をまるめて毛玉?を作りそれを洋服の中に入れているらしい。形のかわいさの中にこっそり?狂気を秘めた、現代的な作品です。
藤村龍至君、中村竜治君によるトークイベントもあるので、建築系の方もぜひ。
詳しくは下記ホームページにて。
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/CPUE/2012/index.html
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クラウド[cloud/crowd]~I'm here~展
開催期間:2012年10月16日(火) - 10月21日(日)
11:00〜19:00(最終日のみ11:00~17:00)
会場:ギャラリーLE DECO 5F・6F
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3ルデコビル
入場料:無料
出展予定作家:金氏徹平、木村太陽、北川貴好、高橋涼子
小牟田悠介、宮永亮、ショウダユキヒロ、キム・シンウク
企画:多摩美術大学美術学部芸術学科 展覧会設計ゼミ
総合アドバイザー:長谷川祐子 多摩美術大学美術学部芸術学科 教授
東京都現代美術館チーフキュレーター
空間アドバイザー:岡田公彦 建築家/岡田公彦建築設計事務所
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会場構成のアドバイスもしていたため、今日は授業が終わった後に設営会場へ。
会場の写真を1枚。写真の作品は
高橋涼子 「増殖する身体 #1/propagate body #1」 2009
です。人の毛をまるめて毛玉?を作りそれを洋服の中に入れているらしい。形のかわいさの中にこっそり?狂気を秘めた、現代的な作品です。
藤村龍至君、中村竜治君によるトークイベントもあるので、建築系の方もぜひ。
詳しくは下記ホームページにて。
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/CPUE/2012/index.html
2012年10月11日木曜日
電機大ワークショップ制作開始
東京電機大学の後期第一課題、展示ブース制作のワークショップが始まりました。
まずは各学生が自分の案を模型制作。投票で実施案を2案決定しました。
それらの案をCADでデータ化し、構造計算で安全性の確認。実際の建築物の設計に近い流れを体験していきます。
そしてクリエーションラボと呼ばれる広大な工房で実物の制作を開始しました。今日は土台となる床の合板を敷き、展示ブースの位置出しなどをして終了です。学生主導のチームワーキングで考えさせていく方式で進めています。
まずは各学生が自分の案を模型制作。投票で実施案を2案決定しました。
それらの案をCADでデータ化し、構造計算で安全性の確認。実際の建築物の設計に近い流れを体験していきます。
そしてクリエーションラボと呼ばれる広大な工房で実物の制作を開始しました。今日は土台となる床の合板を敷き、展示ブースの位置出しなどをして終了です。学生主導のチームワーキングで考えさせていく方式で進めています。
2012年9月29日土曜日
レースアゲート
多摩美の後期授業が始まりました。
伊東豊雄さん設計の図書館で通勤途中に読む本を探していたところ、「 不思議で美しい石の図鑑」という本を発見。様々なめずらしい模様を持つ石が紹介されているのですが、その中でも「レースアゲート」という石の模様には驚きました。
瑪瑙(メノウ)の一種ということで、瑪瑙は理科の先生をやっていた祖父が持っていたこともあり比較的親しみ深かったのですが、その中でもとりわけ複雑な模様を持つ石です。
石を外側から見ると茶色などの普通の岩石なのですが、割って中を見ると驚きの模様が、、
ベロウソフ・ジャボチンスキー反応、リーゼガング現象、といった生成原理によって出来ているのらしいのですが、それにしてもこれほど複雑で美しいものが美を目的としない、自然のバランスのみで出来上がっていることに驚きます。いや、自然のバランスのみで出来上がっているから美しいのか、、
形、色、共に想像を絶する石たちですね。
自然のバランスの美しさに畏怖を感じながらも、いつかはこのような合理的で美しい建築ができないかと考えてしまいます。
伊東豊雄さん設計の図書館で通勤途中に読む本を探していたところ、「 不思議で美しい石の図鑑」という本を発見。様々なめずらしい模様を持つ石が紹介されているのですが、その中でも「レースアゲート」という石の模様には驚きました。
瑪瑙(メノウ)の一種ということで、瑪瑙は理科の先生をやっていた祖父が持っていたこともあり比較的親しみ深かったのですが、その中でもとりわけ複雑な模様を持つ石です。
石を外側から見ると茶色などの普通の岩石なのですが、割って中を見ると驚きの模様が、、
ベロウソフ・ジャボチンスキー反応、リーゼガング現象、といった生成原理によって出来ているのらしいのですが、それにしてもこれほど複雑で美しいものが美を目的としない、自然のバランスのみで出来上がっていることに驚きます。いや、自然のバランスのみで出来上がっているから美しいのか、、
形、色、共に想像を絶する石たちですね。
自然のバランスの美しさに畏怖を感じながらも、いつかはこのような合理的で美しい建築ができないかと考えてしまいます。
2012年9月25日火曜日
軽井沢へ
友人の結婚式に招待していただき、軽井沢へ出かけました。
式の前に、かねてから行こうと思っていた千住博美術館へ。写真は敷地内にあるカラーリーフガーデンです。写真だと分かりにくいですが、全て葉に斑が入っていたり、葉の色が変わっていたりという植物のみで出来ている庭園です。花が全くないのに華やかな雰囲気を醸し出しています。戸田邸の庭も葉に特徴のある樹を多く選んだので、興味深く見ました。
建築は撮影禁止だったので、興味のある方は ”こちら” のリンクをご覧ください。その他の写真はこちらへ。前職の西沢立衛さんの事務所の設計による美術館で、絵画は光にあふれる状態で見てこそ生きられる、というコンセプトのもと、明るい庭園の中を散策するように絵を鑑賞出来るという、類を見ない体験ができる美術館になっています。
道が混んでいたため、いろいろ行こうと思っていた所がありましたが、この美術館のみ見学して結婚式へ。敬虔なクリスチャンである夫妻の、こころ暖まる式でした。式が終わってからもクリスチャンの友人たちとちゃっかり?夜遅くまで歓談し、夜中に東京へ到着。とてもよい経験でした。
式の前に、かねてから行こうと思っていた千住博美術館へ。写真は敷地内にあるカラーリーフガーデンです。写真だと分かりにくいですが、全て葉に斑が入っていたり、葉の色が変わっていたりという植物のみで出来ている庭園です。花が全くないのに華やかな雰囲気を醸し出しています。戸田邸の庭も葉に特徴のある樹を多く選んだので、興味深く見ました。
建築は撮影禁止だったので、興味のある方は ”こちら” のリンクをご覧ください。その他の写真はこちらへ。前職の西沢立衛さんの事務所の設計による美術館で、絵画は光にあふれる状態で見てこそ生きられる、というコンセプトのもと、明るい庭園の中を散策するように絵を鑑賞出来るという、類を見ない体験ができる美術館になっています。
道が混んでいたため、いろいろ行こうと思っていた所がありましたが、この美術館のみ見学して結婚式へ。敬虔なクリスチャンである夫妻の、こころ暖まる式でした。式が終わってからもクリスチャンの友人たちとちゃっかり?夜遅くまで歓談し、夜中に東京へ到着。とてもよい経験でした。
2012年9月9日日曜日
半蔵門のリノベーションスタディ
半蔵門で計画中の、マンション内リノベーションのスタディ模型写真です。
窓が南側のみの片側採光であるため、住戸全体に南側からの光と風をまわすことと、小さな子供の様子がどこにいても感じられつつ、かつ開放的なオープンスペースと個別の空間を両立させることなどがテーマになっています。
視線あたりの高さにある壁を抜いた案。個室や浴室の開口部にはガラス戸が入り、暗転も出来るよう考えています。
曲面の壁で部屋を仕切りつつ、光を奥の部屋までまわしていく案など、
さまざまな案について検討し、打ち合わせています。
クライアントの小さなお子さんも模型を楽しんでいました(将来の自分の家であるという認識はなさそうですが、、) 。
窓が南側のみの片側採光であるため、住戸全体に南側からの光と風をまわすことと、小さな子供の様子がどこにいても感じられつつ、かつ開放的なオープンスペースと個別の空間を両立させることなどがテーマになっています。
視線あたりの高さにある壁を抜いた案。個室や浴室の開口部にはガラス戸が入り、暗転も出来るよう考えています。
曲面の壁で部屋を仕切りつつ、光を奥の部屋までまわしていく案など、
さまざまな案について検討し、打ち合わせています。
クライアントの小さなお子さんも模型を楽しんでいました(将来の自分の家であるという認識はなさそうですが、、) 。
2012年9月7日金曜日
プラットホーム
普段自転車で通勤しているため、終電に乗ることが少ないのですが、ひさしぶりに池尻大橋駅にて。
終電は混む印象だったのですが、なにかあったのでしょうか?
人のほとんどいない都心というのはそれだけで異様な雰囲気を醸し出します。
終電は混む印象だったのですが、なにかあったのでしょうか?
人のほとんどいない都心というのはそれだけで異様な雰囲気を醸し出します。
2012年9月2日日曜日
芝公園のリノベーション現場へ
都立大の引き渡しも無事終了し、次なるリノベーションの現場へ。
芝公園にほど近い土地に建つ、鉄骨造3階建ての一戸建てリノベーションです。
引き渡しが終わったので天井や壁を一部解体し、鉄骨耐火被覆の状態や壁の断熱材の有無などを確認しました。暑い中お施主様にも立ち会い頂き、お疲れさまでした。現在基本設計は終了し、大枠のつくりは決定して実施設計をすすめています。
芝公園にほど近い土地に建つ、鉄骨造3階建ての一戸建てリノベーションです。
引き渡しが終わったので天井や壁を一部解体し、鉄骨耐火被覆の状態や壁の断熱材の有無などを確認しました。暑い中お施主様にも立ち会い頂き、お疲れさまでした。現在基本設計は終了し、大枠のつくりは決定して実施設計をすすめています。
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