2011年11月20日日曜日

目黒川緑道

ある日、事務所の脇を流れる目黒川を上っていくと三軒茶屋にある自宅にたどり着くのではないか?と思い立ち、たどってみると案の定ほとんどドアtoドアでつながっていることが分かりました。それ以来、川をたどるルートで自転車通勤しています。

事務所脇を流れる目黒川の様子。戦前は川で染物屋が友禅流しをしていたらしく、川底の凹凸はその名残だそうです。鴨がその凹凸に生えた藻を食べています。



目黒川がここから暗渠になり、その上が緑道として整備されています。ちょっと見にくいですが、真っ暗なトンネルから川が流れ出しています。



緑道のスタート地点には看板が。目黒川が目黒川緑道となり、さらに烏山川緑道となって世田谷区若林の方に続いています。目黒川の終点は以前在籍していた事務所があった天王洲アイルということで、偶然ですがなにかの縁を感じます。





余談ですが、この地図には名所のマークとともに見どころが紹介されているのですが、下北沢駅周辺に「若者と下北沢のまち」というポイントがあります。若者が見せ物に。。



大橋付近の緑道沿いにはこのような小川が。下を流れる目黒川の水を再生して使っているようです。



鯉も泳いでいるのですが、水深が浅いので背中出ちゃってます。寝ている時とかに背中乾いたりしないのでしょうか?




草花もこのような感じでちょっと雑に植えられています。それがまたよいところ。



途中こんな細いベランダを持つ家を横目に見つつ、、



もう少しで到着です。東京は緑が多い、と地方大都市の方に指摘されることが多いですが、納得出来るような気がします。この緑のトンネルを通って通勤するとほとんど車に出会わないで事務所に到着するので、なにか非現実的な感覚にとらわれます。


PS:その後、目黒川が暗渠になる地点が気になり、川岸に降りてみました。



















岸辺に立つと川はこのように見えます。

暗渠側を見ると、、



















結局真っ暗でよく見えませんでした(画像は明るく加工していますが、、)。
地上の緑道には換気口のようなものが見受けられるので、そこから地下に光が差しているところなど期待していたのですが。。とにかく暗渠部分は11月にもかかわらず蚊が異常に多くて先にすすめませんでした。コウモリの大群がこの穴から出てくるところも見受けられます。そのうち、長年手の入らなかった洞窟のように、新種の生物が棲みはじめたりするのでしょうか?などと想像をふくらませつつ、東京の地下にはいろいろなものが眠っている、ということに改めて気づかされる体験でした。