電機大の学生の引率で、建築関係者には有名な群馬県にある星野富弘美術館の見学へ。
こんな素敵なバスをチャーターしていただきました。
大型です。
富弘美術館は小さな円筒状の部屋がたくさん集まってできています。
「富弘美術館HP」
建築設計の参考のための見学ということで、キュレーターの方に裏の方まで案内していただき、基本写真撮影不可だったのですが、バックヤードのみ撮影を許可してもらいました。
円と円のくっつくところはこんな風になっています。
展示が紹介できないのが残念ですが、建築の小さな円筒の連続と小さな絵の展示がうまくなじんでいて、なかなか印象的でした。展示壁のRで囲まれているため、平面の壁に展示するのに比べてひとつひとつの作品に集中しやすい、といったことでしょうか。星野さんは事故によって手足が使えなくなり、口で絵筆をくわえて絵を描いているため絵のサイズが小さく、それだからこそ成立する展示方法であることが、展示と建築の親和性を高めているように思いました。
美術館はこのような美しい湖に面していて、環境もすばらしいです。そしてあまり交通の便はよくないのですが、文化の日ということもあって大勢の人達が集まっていたのも印象に残りました。
なかなかおすすめです。学生も刺激を受けたのではないかと思います。
第二課題の美術館の設計に役立ててほしいものです。