2013年12月5日木曜日
スパイラル
青山スパイラルにて開催中の "NUMEN / FOR USE" のアートインスタレーションを見てきました。
筒状の空間が空中を縦横無尽に飛び交っているのですが、なんとセロテープを幾重にも貼りあわせて出来ています。
そして写真にもうっすらと写っていますが、中に人が入れます!
かなり並んでいたため僕は入れなかったのですが、面白そう。ちょっと揺れるらしく、怖がる人あり、ゆったりくつろいでいる人あり、すべり台のように滑っている人あり、中の人を観察するのも興味深いです。
こちら に製作中の動画もあります。まさに蜘蛛が巣をつくるように空間が出来上がっていますね。生物を思わせる形になるのもうなずけます。ある初期条件での合理性から生まれる形。
「住宅は住むための機械である」と喩えたコルビュジェに対して、ダリは「これからの建築はやわらかくて毛深いものになるだろう」 と応えたといいますが、未来の建築というのはこのように自由な形状で柔らかなものになっていくのではないか、そう予感させるようなインスタレーションです。純粋に快適そうな空間に見えました。
表参道の並木道もクリスマス一色といった感じでした。どこか NUMEN を思わせるような形状です。自然は合理的ですね。
2013年11月25日月曜日
電機大美術館見学会
電機大学第二課題、美術館の設計参考のため、世田谷美術館を見学に訪れました。
見学会は毎年やっているのですが、展示室のみならず、搬入や収蔵庫などバックヤードを見学させてくれる美術館というのはなかなか少なく、世田美は3度目の訪問。何度も案内ありがとうございます。
アンリ・ルソーとその流れからくる素朴派、アウトサイダーアートなどを紹介。世田美はもともとルソーを軸にして収集活動をしていたときき、ちょっと意外な印象でしたが、素朴な絵画を収集し、親しみやすい地域のための美術館をめざすといったねらいのようです。
故、内井昭蔵のきめこまやかな設計。学生も普段目にすることができない美術館の全貌が見えて、刺激を受けていたようです。
2013年11月15日金曜日
電機大ワークショップ完成
毎年恒例になってきた、東京電機大学での展示ブース制作ワークショップも終わりを向かえました。
仮設ですが、実際の建築の計画から施工まで全て体験できるという恵まれた環境。
大学では最近 PBL (Problem Based Learning) という言葉を耳にしますが、おおまかなガイドラインを教師陣が与えた後は、学生たちに自主的に設計・施工してもらうという手法をとっています。
その成果も出てきたのか、大枠は各自が主体的に楽しみながら取り組んでいるようすで、頼もしいですね。
2013年11月10日日曜日
清春芸術村
白樺派の思い描いた美術館構想を形にしたという清春芸術村。新旧織り交ぜてさまざまな建築とアートが点在しています。
安藤忠雄さん設計の光の美術館。アントニ・クラーベの作品を展示。
最近オープンした、杉本博司さんによる古民家を改修したレストラン。
表参道の金田中にも似た雰囲気で、建築、料理、什器など、細部にわたり凝っています。
ジョルジュ・ルオー礼拝堂の扉のデティール。本館と同じく谷口吉生さん設計です。雨のため、残念ながら中には入れず。
吉田五十八さん設計による、梅原龍三郎アトリエの移築。少し歪んで手作り感のある網入りガラス。
ギュスターブ・エッフェルによる、パリのラ・リューシュというアトリエのレプリカ。実際にアトリエアパートとして使われたようです。
駐車場に建っていた倉庫? 前出ラ・リューシュへのオマージュと思われますが、なかなかかわいいです。
その他にも、藤森照信さんの茶室などがあり、 ちょっと雑多ですが建築博物館といった様子でした!
2013年11月2日土曜日
pen no.348
雑誌 "pen” に「半蔵門のリノベーション」を掲載していただきました。
雑誌では「 I 邸」 という名前でまんなかへんのページに載っています。明後日トークをする会場レクトホールのオーナー、廣田さんのご自宅も掲載されていました。不思議な縁ですね。
トークイベントについてはこちら。semoh 上山さんと衣服と建築の関係について話します。
2013年10月28日月曜日
2013年10月13日日曜日
会場の様子
先日12日から始まりました、ハートオープナー 展の様子。
多摩美長谷川祐子ゼミの学生たちが主体となって進めてきましたが、素晴らしい展覧会になりました。
『学生の展覧会のために真摯に新作をつくってくれるアーテイストを見ていると本当にアートの世界は健やかだと思います。 建物の前を通り過ぎるサラリーマンたちをほんのわずかたちどまって微笑ませるためにひたむきに考えた学生たちをみるとアートの力はすてたものではないと思います。』
とは長谷川先生のツイートですが、本当に幸せな世界だと思います。
曽谷朝絵「鳴る光」
小松宏誠「Lifelog_シャンデリア_5」
岩崎貴宏「アウト・オブ・ディスオーダー」
plaplax「石ころのカチナ」
鈴木康広「水の切り株」
林ナツミ「本日の浮遊」
各々の作家さんが、自作を妹島さん設計の建築が持つ特性にあわせ、街に対しての表現と捉え、かつ他の出展者とのバランスをとろうと苦心して作っているので、ここだけにしか存在しない場が出来上がっています。会期は10月21日まで。
2013年10月7日月曜日
ハートオープナー
多摩美術大学では長谷川祐子教授のもと、ゼミ生たちが展覧会を企画しています。
妹島和世建築設計事務所設計の SHIBAURA HOUSE で今週末からスタート。自分は会場設計のアドバイザーとして関わっています。老若男女?楽しめる内容と思いますので、ぜひどうぞ!
下記、展覧会概要ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多摩美術大学美術学部芸術学科展覧会設計ゼミ企画展
ハートオープナー
◯開催日時
2013年10月12日(土)~21日(月)
9:00~21:00
◯会場
SHIBAURA HOUSE 1F
〒108-0023 東京都港区芝浦3-15-4
JR 田町駅芝浦口より徒歩7分、
都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分
◯入場料
無料
◯出展作家
岩崎貴宏、小松宏誠、鈴木康広、曽谷朝絵、林ナツミ、plaplax
◯総合アドバイザー
長谷川祐子(多摩美術大学美術学部芸術学科教授/
東京都現代美術館チーフキュレーター)
◯空間アドバイザー
岡田公彦(建築家/岡田公彦建築設計事務所)
◯協力
妹島和世(建築家)
NECディスプレイソリューションズ株式会社
スーパー・ファクトリー
株式会社ホースケアプロダクツ
https://twitter.com/cpue_tau
https://www.facebook.com/pages/%E5%B1%95%E8%A6%A7%E4%BC%9A%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%82%BC%E3%83%9F/448063638553130
◯Web
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/CPUE/2013/
2013年10月1日火曜日
TAMAVIVANT Ⅱ 2013
多摩美の教え子たちが企画している展覧会が開催中です。
”TAMAVIVANT Ⅱ 2013” 多摩美術大学にて10月12日まで開催。その後パルテノン多摩にも巡回するようです。
写真は「パラモデル」のプラレールを使ったグラフィティ。
近くで見るとこのようなかんじに。タカラトミーの普通のプラレールです。分岐点には方向調整板もついてます。単純なパーツの組み合わせですが、独特なパターンと変化を生みだす秀逸なドローイング。
「 金光男」のパラフィンの上にシルクスクリーンを重ねて、その上からバーナーであぶるという手の混んだドローイング。
金網とその奥に見える堤防?をモチーフにしたシルクスクリーン。バーナーであぶられることにより像がゆがみ、平面でありながら強い質感、立体感を醸し出しています。重層する風景。
「ヤジマキミオ」のオブジェ。あの鳥獣戯画のうさぎらしい。そういえば見たことあるような気が。。
芸術学科海老塚ゼミの企画展。とてもしっかりしています。長谷川ゼミ企画展は来週からですが、追い込み頑張りましょう!
2013年9月29日日曜日
歌舞伎座
少し前ですが、新しくなった歌舞伎座へ。
ほぼ先代のデザインを踏襲していますが、賢明な選択のように思えました。初代の歌舞伎座は和洋折衷だったので純和風のデザインは時代の流れから後退していく感はありますが、江戸の文化を伝える歌舞伎という演目を考えれば、本来は木造でつくってほしいくらいでしょう。
「髪結新三」(原題「梅雨小袖昔八丈」)を拝見。
お金目当てで材木屋の娘を誘拐するという、安っぽい悪役のはずの新三が、より金に汚いとりまき達の登場により次第にかっこよく見えてくる、というストーリー。ヤクザ映画にも通じるような内容ですね。
幕見席なので角度が急ですが、、
一幕のみ見ることができるなかなかよいシステム。演目にもよると思いますが、開演2時間前くらいに券が発売されるので、そこで購入してから再度開演時に歌舞伎座へ。幕見席は当日券のみです。
今までの歌舞伎座と全く違う点として、容積を稼ぐため歌舞伎座背後には超高層がつながっているのですが、そちらには庭園とギャラリーも併設されています。ギャラリーから見た歌舞伎座屋根の様子。
蛇足ですが、ストーリーものはイヤホンガイドを借りると内容が分かり易くおすすめです。
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