今年度より、多摩美術大学の芸術学科で講師をすることになりました。空間構成計画という授業を担当します。
今まで建築学科のみならず、情報環境学科などいろいろな学科で教えてきていますが、芸術系の大学や学科は初めてなので、なかなか新鮮です。
そして広いキャンパス内には、伊東豊雄さんの設計による建築界ではとても有名な図書館もあります。余裕をもって建物が配置されているのもよいですね。
内部はこのような状態です。写真はエントランスにある、ギャラリーやレクチャーなどに使うオープンスペースです。床が周囲の地形にあわせて傾斜しています。全体的にこのようなアーチ状の壁が連続して出来ていて、この洞窟のような中を自由に彷徨いながら本を読めるという図書館です。
そして学内には芸大らしくこのような彫刻がいたるところにあります。この環境がなかなか素敵です。
そして学内ではメディアの歴史についての展示や、
学生の作品が展示されていたりします。
自分が通っていた理工学部とは雰囲気が大分違います。自由や個性が尊重されているといった雰囲気があり、気持ちがよいですね。