東京電機大学で、昨年度より授業の一環でやっているワークショップが完成。
建築関係の展示ブースを合板を使って制作するという課題で、学生主体の方式ですすめてきました。
基本案の検討から実施案の選定、施工計画から作成まで、学生が話し合い、問題を発見しながら進めています。先生は傍らでそっと見守る役。
明らかに問題になりそうな箇所は指摘しますが、多少は失敗させて学習してもらおうという方針です。あとは構造など、建築の仕組みについての説明を少々。
学生のチームワークもなかなか良く、全体的には首尾よく完成。
今年は2チームに別れ、計3つ(細かいのも入れると5つ)のパーツで構成されるブース群の案となりました。学生にとっても、広い工房を持つ電機大ならではの得難い経験ができたのではないかと思います。お疲れさまでした!
2012年10月30日火曜日
2012年10月21日日曜日
中目黒船入場
明治大学ではスタジオ制といって各先生が課題を出し、学生がスタジオを選択するという形で進められています。その学生たちを連れ、敷地見学へ。
今年は中目黒の旧船入場という、目黒川沿いにある旧船付き場を課題の敷地に設定しました。
現在は中目黒駅からの川沿いの道が途絶えているのでいまひとつ知られていない(ような気がする)場所なのですが、目黒川沿いにはめずらしく、広いオープンスペースが親水広場として開放されていて、とてもよい場所です。ここに資料館があったのですが区の事情により閉館したため、その建物のリノベーション(改修)と、周辺一帯の公園をふくめた修景計画を課題にしています。
写真は旧資料館の階段室見上げ。管理人さんにお願いし、見せて頂きました。
このあたりのみ、船のUターンのため川幅が広くなっています。そしてこの広場の下は容量8万立方メートル!深さ30メートルという大量の水が溜められる調節池になっているのです。大雨による度重なる目黒川の氾濫を防ぐために出来たとか。川左岸の黒い帯のように見えるところが取水口になっているようです。雨がやんだ後はポンプで調整池に溜まった水を排水します。
このような歴史的な意味のある公共性の高い場所で学生がどのような設計をするか、興味深いところです。
今年は中目黒の旧船入場という、目黒川沿いにある旧船付き場を課題の敷地に設定しました。
現在は中目黒駅からの川沿いの道が途絶えているのでいまひとつ知られていない(ような気がする)場所なのですが、目黒川沿いにはめずらしく、広いオープンスペースが親水広場として開放されていて、とてもよい場所です。ここに資料館があったのですが区の事情により閉館したため、その建物のリノベーション(改修)と、周辺一帯の公園をふくめた修景計画を課題にしています。
写真は旧資料館の階段室見上げ。管理人さんにお願いし、見せて頂きました。
このあたりのみ、船のUターンのため川幅が広くなっています。そしてこの広場の下は容量8万立方メートル!深さ30メートルという大量の水が溜められる調節池になっているのです。大雨による度重なる目黒川の氾濫を防ぐために出来たとか。川左岸の黒い帯のように見えるところが取水口になっているようです。雨がやんだ後はポンプで調整池に溜まった水を排水します。
このような歴史的な意味のある公共性の高い場所で学生がどのような設計をするか、興味深いところです。
2012年10月15日月曜日
長谷川祐子ゼミの展覧会
多摩美術大学では長谷川祐子先生の展覧会設計ゼミに関係した授業をやっているのですが、その長谷川ゼミの学生が主宰する展覧会が明日からスタートします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クラウド[cloud/crowd]~I'm here~展
開催期間:2012年10月16日(火) - 10月21日(日)
11:00〜19:00(最終日のみ11:00~17:00)
会場:ギャラリーLE DECO 5F・6F
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3ルデコビル
入場料:無料
出展予定作家:金氏徹平、木村太陽、北川貴好、高橋涼子
小牟田悠介、宮永亮、ショウダユキヒロ、キム・シンウク
企画:多摩美術大学美術学部芸術学科 展覧会設計ゼミ
総合アドバイザー:長谷川祐子 多摩美術大学美術学部芸術学科 教授
東京都現代美術館チーフキュレーター
空間アドバイザー:岡田公彦 建築家/岡田公彦建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会場構成のアドバイスもしていたため、今日は授業が終わった後に設営会場へ。
会場の写真を1枚。写真の作品は
高橋涼子 「増殖する身体 #1/propagate body #1」 2009
です。人の毛をまるめて毛玉?を作りそれを洋服の中に入れているらしい。形のかわいさの中にこっそり?狂気を秘めた、現代的な作品です。
藤村龍至君、中村竜治君によるトークイベントもあるので、建築系の方もぜひ。
詳しくは下記ホームページにて。
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/CPUE/2012/index.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クラウド[cloud/crowd]~I'm here~展
開催期間:2012年10月16日(火) - 10月21日(日)
11:00〜19:00(最終日のみ11:00~17:00)
会場:ギャラリーLE DECO 5F・6F
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3ルデコビル
入場料:無料
出展予定作家:金氏徹平、木村太陽、北川貴好、高橋涼子
小牟田悠介、宮永亮、ショウダユキヒロ、キム・シンウク
企画:多摩美術大学美術学部芸術学科 展覧会設計ゼミ
総合アドバイザー:長谷川祐子 多摩美術大学美術学部芸術学科 教授
東京都現代美術館チーフキュレーター
空間アドバイザー:岡田公彦 建築家/岡田公彦建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会場構成のアドバイスもしていたため、今日は授業が終わった後に設営会場へ。
会場の写真を1枚。写真の作品は
高橋涼子 「増殖する身体 #1/propagate body #1」 2009
です。人の毛をまるめて毛玉?を作りそれを洋服の中に入れているらしい。形のかわいさの中にこっそり?狂気を秘めた、現代的な作品です。
藤村龍至君、中村竜治君によるトークイベントもあるので、建築系の方もぜひ。
詳しくは下記ホームページにて。
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/CPUE/2012/index.html
2012年10月11日木曜日
電機大ワークショップ制作開始
東京電機大学の後期第一課題、展示ブース制作のワークショップが始まりました。
まずは各学生が自分の案を模型制作。投票で実施案を2案決定しました。
それらの案をCADでデータ化し、構造計算で安全性の確認。実際の建築物の設計に近い流れを体験していきます。
そしてクリエーションラボと呼ばれる広大な工房で実物の制作を開始しました。今日は土台となる床の合板を敷き、展示ブースの位置出しなどをして終了です。学生主導のチームワーキングで考えさせていく方式で進めています。
まずは各学生が自分の案を模型制作。投票で実施案を2案決定しました。
それらの案をCADでデータ化し、構造計算で安全性の確認。実際の建築物の設計に近い流れを体験していきます。
そしてクリエーションラボと呼ばれる広大な工房で実物の制作を開始しました。今日は土台となる床の合板を敷き、展示ブースの位置出しなどをして終了です。学生主導のチームワーキングで考えさせていく方式で進めています。
登録:
投稿 (Atom)