例えばこのようなスイレンの温室があったり、(池面のマスひとつひとつに違った種類のスイレンが育っています)
ヒスイカズラという宝石の翡翠のような珍しい色の花を咲かせるマメ科の植物が植えられていたりします。
基本的には、変わった色や形状をした花々はおそらくどれも受粉してもらう昆虫などの目に留まりやすいようにする、という同じ目的のために進化してきていると思うのですが、ヒスイカズラは自生地ではコウモリが受粉の媒介となっているといいます。コウモリは色を感知できないでしょうから、ヒスイカズラの花の翡翠色は葉の緑に似せることで、日中他の生物に見つからないようにするための知恵なのかもしれません。
中には帯状に胞子が付いているものも。
枝垂れ系のブーゲンビリア。
そして最後にワニ。
時間がなく急ぎ足で廻りましたが、熱帯性植物好きな人には興味深い場所なのではないかと思います。