2015年11月9日月曜日
航路の途上
多摩美術大学 長谷川祐子ゼミの学生による企画展、「航路の途上」がスタートしました!
展示空間構成のアドバイザーとして参加しています。
会場は成田空港第一ターミナルの5階。吹抜けのエスカレーター脇にある、開放的なギャラリーです。写真は施行中の様子。
以下、公式サイトより
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今日、私たちはより広い世界と、多種多様なやり方で、繋がりを持つことが出来るようになりました。
物流やインターネットの発達によって、国境を越え多くの人やもの、情報が行き交い、時間や場所を問わず個人と世界が関わりあっています。
そのような中で私たちは、それぞれが独自のやり方で、世界との繋がり方を常に更新しつづけているのではないでしょうか。それは一方ではグローバルなものであり、他方では私的なものでもあるでしょう。
今回私たちは、こうした世界との繋がりを「航路」と捉えました。広い世界と 自分との間を結ぶルートが多様にある状況において、我々はそれぞれの「航路」 の途上に立っています。
本展覧会では、現代における多様な「航路」について、市川裕司、太田三郎、 川久保ジョイの3人のアーティストの作品を通し見つめます。彼らの作品は、 私たちがどのような「航路」で世界と繋がっているのかを問いかけます。そし てこの展覧会が、これからのあなたと世界との繋がり方について、「航路の途上」 で想いを馳せるきっかけになることを願います。
通常のギャラリーと違い、空港を利用する人がふと立ち寄るといった場所で、どのような反応がみられるのか、興味深いところです。
会期は11月23日まで。出張で成田空港に行かれる方はぜひ。
皆さん設営お疲れさまでした!
2015年10月31日土曜日
東京デザインウィーク
東京電機大学 情報環境学科でのワークショップで制作したパビリオンを、今年も東京デザインウィークに出展しました。会期は11月3日まで。
ツーバイフォー材を二本蝶番でつなげたフレームを、連続して並べています。
各フレームの頂点の角度は一定に保ちつつ、正面から見ると頂点の軌跡が円弧を描くようにしているので単純な形なのですが、見る角度によってさまざまな見え方をするようになっています。
フレーム内側には鏡面仕上げのアクリルが貼られていて、その反射で錯覚をおこすことをねらいとしています。
フレームの間に隙間があることによって、視覚的にも聴覚的にも内外の境界がゆらいで感じられます。狭いような広いような、不思議な感覚。
会場で発表があり、まずは入選したとのこと。入選者の中から選ばれる各賞の発表はこれからのようですが、嬉しい報告です。学生の皆さんにとっても良い経験になったことでしょう。
2015年10月21日水曜日
東京電機大学ワークショップ
東京電機大学での、ワークショップによるパビリオンが完成しました。
このような大きな工房で制作しています。 素晴らしい環境。
3つのグループに分けて制作しています。1班は排水用の塩ビパイプを積み上げて作ったパビリオンです。
入り口。正方形に組んだパイプを螺旋状に回転させながら積んでいます。
天井には水が入った可動式の透明なパイプが並んでいて、水の波紋を室内に映し出します。
天井の様子。
3班は巨大なカメラオブスキュラ。大きなレンズを外壁に埋め込んで、暗室になっている室内に外の風景を映し出します。
室内の様子。
思いのほか大きく、鮮明に映し出されます。
残る2班は東京デザインウィークに出展することになりました。今週から設営に入ります!
2015年8月23日日曜日
ホテルオークラ
惜しまれつつも9月の建替えまでわずかとなった、虎ノ門にあるホテルオークラへ。
谷口吉郎設計のロビーの様子。
古墳時代の飾玉をモチーフにしたという、オークラランタンや、
麻の葉模様の格子など、各所に日本の伝統的なデザインが取り入れられています。
漆仕上のテーブルにランタンがやさしく反射します。
新館には現在のロビーの造作が移築されるという話も出ていましたがどうなるのでしょうか。この精神を生かしつつ、現代の生活にもに合った世界に誇れるホテルにしてほしいものです。
2015年7月24日金曜日
六義園
某プロジェクトの敷地視察を兼ねて、現場近くにある六義園へ。
六義園は文京区駒込にある、徳川綱吉の側近、柳沢吉保の別荘として造園した大名庭園です。
江戸の二大庭園として讃えられたという園内は、広大でありながら隅から隅まで高い完成度で手入れがされていて、制御された自然が美しいです。
後に三菱の創業者、岩崎弥太郎の手に渡った際に建てられたというつつじ茶屋。
曲がりくねったつつじの古材で作られています。
つつじにしてはかなり大きな幹。それにしても難工事だったでしょう。今まで倒壊せずに残っているのもすごいです。
周辺の駒込には旧古川庭園や染井霊園などもあり、優れた植木職人が集まったという街の歴史を感じさせます。染井吉野もこの地の植木職人さんがつくりだしたものと言われています。
2015年7月18日土曜日
オスカーニーマイヤー展
東京都現代美術館で開催されている、オスカー・ニーマイヤー展のオープニングレセプションへ。オスカー・ニーマイヤーはブラジルの首都ブラジリアの公共建築を数多く手がけた建築家です。
写真は美術館吹き抜けに作られたイビラブエラ公園の大きな模型で、本当の公園のように観覧者が散策できるようになっています。
併せて開催されている「ここはだれの場所?」展で展示されている、デザイナー、ヨーガンレールによる、石垣島に流れ着いたゴミを使った照明たち。
ゴミにしては美しい、というアートは時々見かけますが、 これは純粋に美しいと思えるアートでした。
子供も楽しめる展示が多く、オープニングでもいつもと違って多くの子供達がはしゃいでいるのが印象的でした。
2015年6月27日土曜日
長谷川祐子ゼミ企画展
今年の多摩美術大学、長谷川祐子ゼミによる企画展は成田空港内にあるギャラリーで開催することになりました。今年も空間構成のアドバイザーとして参加しています。
トップライトから光が降り注ぐ吹抜けに面した、開放的なギャラリーです。
さまざまな人種のひとたちが行き交うこの場所でどのような展覧会が開催されるのか、楽しみです。現在着々と企画中!
2015年3月13日金曜日
2015年3月11日水曜日
DIESEL 次回展示
先日ですが、DIESEL ART GALLERY のオープニングへ。
店舗のインスタレーションは "大久保博夫" さん。自分も想像しなかった空間の使い方で、自然発生的にでき上がった凹凸に家具を展示しています。
アートギャラリーは " Ling Meng(リン・メン)" さんの展示です。自然をさまざまな形で美しくポートレートするアーチスト。バラの刺やキラウエア火山など、予想外の見せ方で観覧者の意識を拡張します。
インスタレーションは1年間、ギャラリーは3ヶ月間ほどの展示です!
2015年3月2日月曜日
2015年2月25日水曜日
2015年2月23日月曜日
2015年2月21日土曜日
DIESEL 撤去終了
2015年2月18日水曜日
2015年2月17日火曜日
2015年2月16日月曜日
2015年2月15日日曜日
2015年2月14日土曜日
カメラ
フィルムの一眼レフからコンパクトデジカメ、iPadと次第に手軽な方向に変化してきてしまったカメラ歴ですが、、思うところあって最近デジタル一眼にしました。
まだ操作に慣れていないので練習しつつ、時折アップしていこうと思います。
今日の1枚。
横浜の自宅付近にて。
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