横浜三渓園にて。
本牧三之谷の地名から「三渓」と名付けられました。生糸商、原富太郎が京都や鎌倉、生まれ故郷の岐阜から集めた古建築が軒を連ねています。
三渓記念館の池にて。よーく見ると人面魚に見えてきます。
池にせり出して建つ臨春閣。
軒先や桟が強く人工的な直線を描いていますが、なぜか自然と調和して見える建築です。素材と明るさ(暗さというべきか)、開放性にポイントがあるのでしょう。
欄間には本物の笙が飾られています。
豊臣秀吉が母の長寿を願って生存中に建てた墓、「天端寺 寿塔」扉の様子。
日本の窓の元祖、蔀戸。近世以降日本では引戸が中心となり、最近は水平の開き戸が増えてきましたが、中世まではこの跳ね上げ式の戸が多かったようです。
深い軒先がつくる闇。
白い縁取りが美しい隈笹。この葉緑素がない(=光合成できない)白い隈がなぜ出来るのか?いつも不思議に思ってしまいます。