今年の多摩美術大学、長谷川祐子ゼミによる展覧会は妹島和世さん設計の "SHIBAURA HOUSE" で開催することになりました。
会場の下見を兼ねて打合せに。自分は学生を見守りつつ、展示のアドバイザーとして参加します。
1階のオープンスペース。外部に対してとても開放的なつくりなのでうまく街にとけこむような展示が出来ると面白そうですが、ギャラリー用のつくりではないので展示方法は難しそうですね。
この明るく透明感のあるハコをどのように使うのか、期待していますので学生のみなさん頑張ってください。
2013年5月17日金曜日
2013年5月12日日曜日
東海大 設計課題敷地見学
東海大学の設計第二課題の敷地を見学に行きました。
小田原市にある「いこいの森」というキャンプ場の周辺です。清流を挟んだ周辺を別荘の敷地として設定。
針葉樹林と広葉樹林の境目がありました。天空率(地上から空が見える割合)は変わりませんが、広葉樹林の方が明るいのがよく分かります。広葉樹の葉は光を通すのですね。
一見針葉樹の方が葉が尖っているので光を受けなそうですが、その分葉の密度や数が多く、光を有効に吸収しているのが分かります。
近くに東海大院生の下田君設計のフォリーが建っています。
間伐材を積み上げた、校倉造りのような木組の構造が面白いです。開放的なつくりでありながら、木組の構造体が人があつまる拠り所をつくりだしているなかなか秀逸なデザイン。学生のうちにこのようなことが出来るのはよい経験になったでしょう。
小田原市にある「いこいの森」というキャンプ場の周辺です。清流を挟んだ周辺を別荘の敷地として設定。
針葉樹林と広葉樹林の境目がありました。天空率(地上から空が見える割合)は変わりませんが、広葉樹林の方が明るいのがよく分かります。広葉樹の葉は光を通すのですね。
一見針葉樹の方が葉が尖っているので光を受けなそうですが、その分葉の密度や数が多く、光を有効に吸収しているのが分かります。
近くに東海大院生の下田君設計のフォリーが建っています。
間伐材を積み上げた、校倉造りのような木組の構造が面白いです。開放的なつくりでありながら、木組の構造体が人があつまる拠り所をつくりだしているなかなか秀逸なデザイン。学生のうちにこのようなことが出来るのはよい経験になったでしょう。
2013年5月5日日曜日
足利の大藤
噂に聞いていた足利の大藤を見学。
なんと1本の樹です。棚面積1000平米くらいあるらしい。。
見上げるとこんな感じに。一房一房も通常の藤より大きく1m以上あるのですが、100輪くらいの花がついています。1平米あたり100房弱ありそうなので、ざっと計算して1本の樹から100輪×100房×1000㎡=10,000,000輪。一千万輪もの花が一本の幹から水や栄養を運ばれ、しかもほとんど同時に咲いているという脅威。自然のプログラムというのはすごいものです。
どこをみても延々と藤、藤、藤。藤100%、という世界。これだけ数が多いと蜂も受粉しきれず、一体何の為に咲いているのか、という無常感も漂いますが、その祝祭感覚がよいのかもしれません。藤はマメ科の日本固有種のようですので、桜のように日本の代表的な花、風景として定着していく日が来るかもしれませんね。
こちらは白藤。これでもかなり大きいです。しかしこの藤たちは枝を支えないとどのように育つのだろうか、、
なんと1本の樹です。棚面積1000平米くらいあるらしい。。
見上げるとこんな感じに。一房一房も通常の藤より大きく1m以上あるのですが、100輪くらいの花がついています。1平米あたり100房弱ありそうなので、ざっと計算して1本の樹から100輪×100房×1000㎡=10,000,000輪。一千万輪もの花が一本の幹から水や栄養を運ばれ、しかもほとんど同時に咲いているという脅威。自然のプログラムというのはすごいものです。
どこをみても延々と藤、藤、藤。藤100%、という世界。これだけ数が多いと蜂も受粉しきれず、一体何の為に咲いているのか、という無常感も漂いますが、その祝祭感覚がよいのかもしれません。藤はマメ科の日本固有種のようですので、桜のように日本の代表的な花、風景として定着していく日が来るかもしれませんね。
こちらは白藤。これでもかなり大きいです。しかしこの藤たちは枝を支えないとどのように育つのだろうか、、
2013年5月2日木曜日
丸の内駅舎
復元が完成した東京駅丸の内駅舎へ。
空襲で破壊した3階部分やドームを復活しています。オリジナルに限りなく近い形にするため長らく工事中でしたが立派に完成していました。日本の駅はヨーロッパなどに比べると単なる通過点といった感じで印象が薄いですが、ようやく街の拠点、移動の拠点となるにふさわしい高揚感のある駅が完成した印象ですね。行幸通りから続く駅前のオープンスペースの広大さも日本には稀有なよいスケールです。
壁は漆喰、レリーフは石膏で出来ています。東京ステーションホテル客室からの物品落下防止でしょうか、ネットが張ってあるのが少し残念ですが、なかなかの完成度。
旧東京中央郵便局を改修した ”KITTE” もオープンし、東京駅周辺が賑わっていますね。
空襲で破壊した3階部分やドームを復活しています。オリジナルに限りなく近い形にするため長らく工事中でしたが立派に完成していました。日本の駅はヨーロッパなどに比べると単なる通過点といった感じで印象が薄いですが、ようやく街の拠点、移動の拠点となるにふさわしい高揚感のある駅が完成した印象ですね。行幸通りから続く駅前のオープンスペースの広大さも日本には稀有なよいスケールです。
壁は漆喰、レリーフは石膏で出来ています。東京ステーションホテル客室からの物品落下防止でしょうか、ネットが張ってあるのが少し残念ですが、なかなかの完成度。
旧東京中央郵便局を改修した ”KITTE” もオープンし、東京駅周辺が賑わっていますね。
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