全体が組み上がるまでが難しいので、レッカー車が2台入っています。住宅では珍しいことです。
まずはこのように柱を建てていきます。
次に梁で柱同士をつないでいき、
全体のフレームが組み上がったところで水平、垂直をあわせ、図面通りの寸法に修正していきます。この微調整がなかなか大変でした。
柱の根元から放射状にのびているのが基礎の地中梁です。配筋が終わり、これからコンクリートを打設します。
フレームが組み上がったら、 デッキプレートという鉄板を梁と梁の間に架け渡して床をつくります。
床は屋根の先端まで連続していきます。
これで建て方終了です。柱で建物全体を浮かせている住宅です。床は連続した一枚のスラブ(床板)で構成されていて、最後は屋根となって終わります。
現場監督の中川さんをはじめ、職人さん皆さま本当にご苦労さまでした。
この建て方の工事は難しいところでもあり、(特にこの建物は、、)監理も注意が必要な場面なのですが、自分はかなり好きな瞬間です。完成時と同じくらいの喜びといってもよいかもしれません。お施主さんも何度も現場を見に来られたようで、進行を楽しんでいらっしゃったことと思います。